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中高年から始めるスポーツ
健康や生活習慣病などの予防のためにスポーツを始める中高年者が増えています。
しかし、若い頃と同じ感覚で体を動かすと、けがをしたり体調を崩す危険があるので注意が必要です。
●けがや病気をしないために
年をとると筋力や体力、骨量、バランス感覚の低下など、
さまざまな身体機能が衰えてきます。
それを自覚せずにスポーツを始めると、体がついていかず、
けがをしたり体調不良を引き起こすことになります。
まずは自分の体の状態を把握することが大切です。
特にメボタリックシンドロームや生活習慣病にかかっている方は、
動脈硬化が進行していると命に関わることもあるので、
スポーツを始める前に必ずかかりつけ医と相談してください。
●スポーツをするときの注意点
準備運動と整理運動を行う。
張り切りすぎない、頑張り過ぎない。
ペース配分がうまくできないときはこまめに休憩を入れる。
息切れや動悸などの症状が出た場合は無理をしないで休む。
体の一部に痛みを感じたり体調の悪さを感じたときは医療機関を受診する。
●準備運動と整理運動の効果
スポーツをする前には準備運動、後には整理運動をすることも大切です。
準備運動にはけがの予防だけでなく、血行を良くしたり呼吸量を増やして運動量を高め、
体を徐々に慣らしていく効果があります。
整理運動には疲労回復の促進や神経を休めるはたらきがあります。
ゆっくりとストレッチをしましょう。
海道整骨院ではスポーツによる怪我の治療も行っております。
お気軽にご相談下さい。